マイク音声はどこへ行くのか
マイクを使うゲームで最初に気になるのは「声を録られていないか」です。分かっていることと、分かっていないことを分けて書きます。
01ブラウザの仕組みとして分かること
ブラウザでマイクを使うには、HTTPS のページで許可を取り、ユーザーが「許可」を選ぶ必要があります。これはゲーム側の実装に関係なく、ブラウザの決まりです。拒否すると NotAllowedError になり、そのページでは音声入力が使えません。
マイク使用中は、ブラウザがタブに録音中のインジケーターを表示します。逆に言えば、インジケーターが出ていないのに音声が使われていることはありません。
ページが iframe の中にある場合、マイクを使うには配信元が Permissions-Policy で microphone を許可している必要があります。CrazyGames のように自社ページ内でゲームを動かす配信サイトでは、この許可が設定されていると考えられます(推測)。
02開発元ポリシーの記載
開発元 Endless Pixels のプライバシーポリシー(2024年4月8日発効)が挙げている取得情報は、IP アドレス、閲覧したページ、滞在時間、OS です。名前を挙げている第三者サービスは GameAnalytics だけです。
重要なのは、このポリシーにマイク音声の扱いが書かれていないことです。書かれていないからといって「録音していない」と断定はできませんが、少なくとも「音声を収集すると明記している」わけではありません。
Google Play のデータセーフティでは、位置情報やデバイス ID などを収集する可能性がある一方、第三者と共有しない、とされています。ただし「データは暗号化されない」「削除リクエストは不可」とも表示されています。
03自分でできる確認と対策
もっとも確実なのは、マイクを拒否してマウス操作で遊ぶことです。この場合、声は一切入力されません。ただし代替操作の詳細は公開されていないため、操作性は試してみる必要があります。
| 確認したいこと | 方法 | 分かること |
|---|---|---|
| 今マイクが使われているか | タブの録音インジケーターを見る | 使用中かどうか |
| どのサイトが許可を持っているか | ブラウザ設定のサイト権限 → マイク | 許可済みサイトの一覧 |
| ページを閉じたら止まるか | タブを閉じてインジケーターが消えるか見る | 閉じた後の利用有無 |
| OS レベルで止めたい | OS のマイク権限をアプリ単位で切る | ブラウザ全体のマイクを遮断できる |
| 音声を拾わせたくない | マイクを拒否してマウス操作に切り替える | 声を一切入力しないで遊べる |
04確認できていないこと
これらは公開情報からは判断できません。当サイトは「分からない」と書く方針です。開発元に確認が取れた場合は、このページを更新します。
- マイク音声をサーバーへ送っているか、端末内で処理しているか
- 音声を保存しているか、保存期間はあるか
- GameAnalytics に音声が渡っているか(ポリシーには記載なし)
- アプリ版とブラウザ版で扱いが違うか